| %(テンポ) | ○ |
| %(タイミング) | ○ |
| \(調性) | ○ |
| @(メンバー宣言) | ○ |
| P(音色) | △(バリエーション使用不可) |
| V(音量) | ○ |
| S(ステレオ) | ○ |
| R(残響) | ○ (ただしシステムエフェクトの設定が必要) |
| W(揺らぎ) | ○ |
| Q(コーラス) | ○ (ただしシステムエフェクトの設定が必要) |
| U(ピッチベンド) | ○ (ただし @ABCDEFGHIJKLMNOZ X101=0 X100=0 X6=24 を設定する必要がある) |
| Y(ペダル) | ○ |
| T(移調) | ○ |
| X(コントロール) | △(GSと効果の内容が異なるコントロールが存在する) |
| R=(出力変異特性) | ○ |
| W=(変調特性) | ○ |
| Q=(周波数特性) | ○ |
| #(フィンガー宣言) | ○ |
| x(音名タイプ) | ○ |
| v(強弱) | ○ |
| o(絶対オクターブ) | ○ |
| <>(相対オクターブ) | ○ |
| ?(音部記号) | ○ |
| p(出音調整) | ○ |
| q(止音調整) | ○ |
| *HEAD | ○ |
| *TEXT | ○ |
| *STOP | ○ |
| *MARK | ○ |
| *FONT | ○ |
| *WAVE | ○ |
| *FING | ○ |
| *DRUM | × |
| *ROOM | × |
| *COLR | ○ |
| *DATA | △(GSと設定内容、効果の内容が異なります) |
| *POOL | ○ |
| GM(1,2)編 |
| ○GMシステムオン (SC-8850,SC-88ST,SC-55ST,MU128) |
| 音源の内部状態をGMの初期状態にセットするコマンドです。 *DATA "7E,7F,09,01" |
| ○GM2システムオン (SC-8850) |
| 音源の内部状態をGM2の初期状態にセットするコマンドです。 *DATA "7E,7F,09,03" |
| GS編 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| ○GSリセット (SC-8850,SC-88ST,SC-55ST,MU128 *1) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 音源内部の状態をGSの初期状態にセットするコマンドです。 *DATA "41,10,42,12,40,00,7F,00,41" *1 TG-300Bモードとなります。ただし、最近発売されているMU2000などの一部機種においてはGSと表記されるようです。この両モードの差異は実質的にないと思われます。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| ○マスター・コース・チューニング(SC-8850) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
*DATA "7F,7F,04,04,ll,mm" ll:マスター・コース・チューニングの下位バイト(無視します00として処理する) mm:マスター・コース・チューニングの上位バイト(28H - 40H - 58H)半音単位の指定 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| ○マスター・チューン | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| *DATA "41,10,42,12,40,00,00,mm,ll,nn,kk" | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| ○マスター・ボリューム | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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*DATA "41,10,42,12,40,00,04,mm" mm:マスターボリューム(00H - 7FH) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| ○ディスプレイ・データ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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音源のディスプレイに文字を表示させることができます。文字は一定時間内表示されます。文字列は1文字から32に文字の範囲で受信可能です。ディスプレイに表示しきれない長さの時はスクロールされます。 *DATA "41,10,45,12(10,00,00,Letter Data.......)" Letter DataはASCIIコードを書く(20H - 7FH) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| ○ディスプレイ・データ……その2(爆) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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音源のディスプレイにドット絵を描くことが可能です。しかし、計算が大変。 *DATA "41,10,45,12(10,01,00,d00,d01,d02……d63)" d00,d01……d63はそれぞれ5個分のドットを表す。よって、そのとりうる範囲は00H - 1FHである。ただし、d48からd63については左1ビットだけがドットのオンオフに対応します。 [d00][d16][d32][d48] [d01][d17][d33][d49] [d02][d18][d34][d50] [d03][d19][d35][d51] [d04][d20][d36][d52] [d05][d21][d37][d53] [d06][d22][d38][d54] [d07][d23][d39][d55] [d08][d24][d40][d56] [d09][d25][d41][d57] [d10][d26][d42][d58] [d11][d27][d43][d59] [d12][d28][d44][d60] [d13][d29][d45][d61] [d14][d30][d46][d62] [d15][d31][d47][d63] | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
以下、アドレス部分を中心に記す。 アドレスとはGSにおいては一般的に、41,10,42,12のあとの3つである。 そのあとに、データを書けばよい。データの数はアドレスによって違う。このデータの数についてはサイズをみればわかる。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| ○ディレイマクロ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| ○インサーションエフェクト(SC-8850) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| ○スケールチューニング | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
*DATA "41,10,42,12(40,11,40,3A,6D,3E,34,0D,38,6B,3C,6F,40,36,0F)" アドレスのx部分はメンバー番号を表す。以下その対応表。
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| ○イコライザー(SC-8850) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
*DATA "41,10,42,12(40,02,00,01)" ;EQ LOW FREQを400Hzに設定します *DATA "41,10,42,12(40,02,01,44)" ;EQ LOW GAINを+4dBに設定します | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| pending... | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| XG編 |
| ○XGシステムオン |
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音源内部の状態をXGの命令を受け付けるようにする命令です。 *DATA "43,10,4C,00,00,7E,00" |
| pending... |
| *バンクセレクト(コントローラーナンバー0,32) |
| 以前のMuseでは、バンクセレクトというのはプログラムチェンジ(P)とあわせて2次元配列のように扱ってきました。しかし、MIDIの世界ではプログラムチェンジ、バンクセレクトMSBにくわえ、バンクセレクトLSBの3次元配列のようになります。 GS規格では、バンクセレクトMSBをバリエーションナンバーとして0-127を指定できます。 バンクセレクトLSBを音源MAPとして0-4を指定できます。 0:変化なし 1:SC-55MAP 2:SC-88MAP 3:SC-88ProMAP 4:SC-8850MAP 例)@A X0=0 X32=2 P1 この例では、SC-88MAPのピアノのキャピタルトーンを指定しています。例のようにバンクセレクトを指定したあとに必ず(P)を指定してください。(P)を指定しないとバンクセレクトは有効になりません。また、必ず2つ1セットとして指定してください。 |
| *モジュレーション(コントローラーナンバー1) |
| (W)で指定するのと同等の効果を得られます。わざわざこの指定をする必要はないでしょう。 |
| *ポルタメントタイム(コントローラーナンバー5) |
|
ポルタメント・オンの時、またはポルタメント・コントロール使用時のピッチ変化速度を調整できます。0の時最も早く変化します。 例)@X5=80 |
| *ボリューム(コントローラーナンバー7) |
|
ボリュームを指定できます。これによって、抑揚をつけたままフェードアウトが可能になるでしょう。本来はこれはパート間の音量バランスを取るために使用されます。 |
| (S)と同等の効果です。わざわざこれを使う必要はないでしょう。 |
| *エクスプレッション(コントローラーナンバー11) |
| (V)と同等の効果です。わざわざこれを使う必要はないでしょう。 |
| *ホールド1(コントローラーナンバー64) |
| (Y)と同等の効果です。(Y)ではON、OFFの制御しかできなかったものがこれにより音源によっては、中間の制御もできるようになります。 例)@X64=64 |
| *ポルタメント(コントローラーナンバー65) |
|
ポルタメントオン・オフを制御します。初期設定はオンになっています。 0−63=オフ 64−127=オン。 例)X65=0 |
| *ソステヌート(コントローラーナンバー66) |
|
ソステヌートペダルのオン・オフを制御します。初期設定値はオンになっています。 0−63=オフ 64−127=オン 例) X66=0 |
| *ソフト(コントローラーナンバー67) |
|
ソフトペダルのオン・オフを制御します。初期設定値はオンになっています。 0−63=オフ 64−127=オン 例) X67=0 |
| *レゾナンス(コントローラーナンバー71) |
| 波形加工に関するパラメータです。(Q=a.b)のbに相当します。 |
| *リリースタイム(コントローラーナンバー72) |
| 波形加工に関するパラメータです。(R=a.b.c)のcに相当します。 |
| *アタックタイム(コントローラーナンバー73) |
| 波形加工に関するパラメータです。(R=a.b.c)のaに相当します。 |
| *カットオフ(コントローラーナンバー74) |
| 波形加工に関するパラメータです。(Q=a.b)のaに相当します。 |
| *ディケイ・タイム(コントローラーナンバー75) |
| 波形加工に関するパラメータです。(R=a.b.c)のbに相当します |
| *ビブラートレイト(コントローラーナンバー76) |
| 波形加工に関するパラメータです。(W=a.b.c)のaに相当します。 |
| *ビブラートデプス(コントローラーナンバー77) |
| 波形加工に関するパラメータです。(W=a.b.c)のbに相当します。 |
| *ビブラートディレイ(コントローラーナンバー78) |
| 波形加工に関するパラメータです。(W=a.b.c)のcに相当します。 |
| *ポルタメントコントロール(コントローラーナンバー84) |
|
ポルタメント・コントロール直後に受信したノートオンは、ソースノートナンバーのピッチから連続的にピッチが変化して発音します。 ソースノートナンバーと等しいノートナンバーですでに発音しているボイスがある場合、このボイスはポルタメントコントロール直後に受信したノートオンで新たな音程にピッチが変化して発音が継続され、レガート演奏が行われます。 ポルタメントコントロールによるピッチ変化の速さは、ポルタメントタイムの設定値で決まります。 例1) #A0 |x1@P20X5=80 _4X84=60 #A1 |x1o4c1 #A2 |x1_2 e1 まず、ドの音が出ます。 2拍後に、ミの音程へ緩やかに変化します。 例2) #A0 |x1@P20X5=80 X84=60 #A1 |x1e1| ドからミの音程にピッチ変化しながら発音します |
| *リバーブセンドレベル(コントローラーナンバー91) |
| (R)に相当します。わざわざこれを使うことはないでしょう。 |
| *コーラスセンドレベル(コントローラーナンバー93) |
| (Q)に相当します。わざわざこれを使うことはないでしょう。 |
| *ディレイセンドレベル(コントローラーナンバー94) |
| ディレイというエフェクトです。これを使うと、いわゆるエコーがかかります。まるで山彦のようです。 例)@ X94=64 |
| *オールサウンドオフ(コントローラーナンバー120) |
| 発音中の音が消えます。 例)@X120=0 |
| *リセットオールコントローラー(コントローラーナンバー121) |
| これを使うと各エフェクトが初期値になります。またリセットには若干の時間がかかります。 例)@ X121=0 |
| *オールノートオフ(コントローラーナンバー123) |
| これを使うと、該当パートのノートオンしているノートを全てオフします。ただし、ソステヌートまたはホールド1がオンの時はそれらがオフになるまで発音は終了しません。 例)@ X123=0 |
| *OMNI OFF(コントローラーナンバー124) |
| *OMNI ON(コントローラーナンバー125) |
| *MONO(コントローラーナンバー126) |
| 該当のパートについて単音しか発音できないようにします。管楽器等、構造上単音しか発音できない楽器についてこれを指定するといいでしょう。 例)@A X126=1 |
| *POLY(コントローラーナンバー127) |
| 該当のパートについて複数音の同時発音できるようにします。 例)@ X127=0 |
| NRPNについて(コントローラーナンバー98,99) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| コントロールチェンジには、NRPN(ノン・レジスタード・パラメーター・ナンバー)という、機器固有の機能の設定ができるパラメータが用意されています。SC-8850での設定を示しておきます。 また、実際の使用にあたっては、まず、NRPN(コントローラーナンバー98,99、順番はどちらからでもよい)を送信し制御するパラメーターを指定して、その後データ・エントリー(コントローラーナンバー6)で指定パラメータの値を設定します。いったんNRPNのパラメータが設定されると、その後同一チャンネルで受信するデータエントリーは全てそのパラメータに対する設定値と見なされます。誤動作を防止するために、必要なパラメータとその設定が終わったら、RPNヌルを設定することを勧めます。
例)バスドラム(x1o2c)をパンを右に設定します。 @Z X99=28 X98=36 X6=127 X100=127 X101=127 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| RPNについて(コントローラーナンバー100,101) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
| コントロールチェンジにはRPN(レジスタード・パラメーター・ナンバー)、すなわちMIDI規格で機能が定義されている拡張パラメータがあります。 実際の使用にあたってはまずRPN(コントローラーナンバー100,101、順番はどちらからでもよい)を送信して制御するパラメータを指定し、そのあと、データエントリー(コントローラーナンバー6、38)で指定パラメータの値を設定します。いったん、RPNのパラメータが指定されると、その後同一チャンネルで受信するデータエントリーはそのパラメータに対する値の変更と見なされます。誤動作を防止するために、必要なパラメータとその値の変更が終わったらRPNヌルを設定することを勧めます。
例)マスターファインチューニングを使ってA音を441Hzに設定します。 @ X101=00 X100=01 X6=66 X38=66 X100=127 X101=127 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
| なし | ハ長調 | イ短調 |
| シャープ一つ | ト長調 | ホ短調 |
| シャープ二つ | ニ長調 | ロ短調 |
| シャープ三つ | イ長調 | 嬰ヘ短調 |
| シャープ四つ | ホ長調 | 嬰ハ短調 |
| シャープ五つ | ロ長調 | 嬰ト短調 |
| シャープ六つ | 嬰ヘ長調 | 嬰ニ短調 |
| シャープ七つ | 嬰ハ長調 | 嬰イ短調 |
| フラット一つ | ヘ長調 | ニ短調 |
| フラット二つ | 変ロ長調 | ト短調 |
| フラット三つ | 変ホ長調 | ハ短調 |
| フラット四つ | 変イ長調 | ヘ短調 |
| フラット五つ | 変ニ長調 | 変ロ短調 |
| フラット六つ | 変ト長調 | 変ホ短調 |
| フラット七つ | 変ハ長調 | 変イ短調 |
| 一度 | 完全協和音 |
| 二度 | 不協和音 |
| 三度 | 不完全協和音 |
| 四度 | 完全協和音 |
| 五度 | 完全協和音 |
| 六度 | 不完全協和音 |
| 七度 | 不協和音 |
| 八度 | 完全協和音 |